-授業風景-【実践的防災学VII】

 2013年10月17日木曜日の実践的防災学VII第3回で、「避難所運営ゲームHUG」を実施した。
 このワークショップは実践的防災教育(学習)を行ううえで、学習方略としてのロールプレイングの効果を実際に避難所運営ゲーム(HUG)に参加することで体感し、講義や読書、レポートなどの方略と比較していかに参加型学習が学習者の興味をひきつけ、効率的な学習とそれに基づいた行動変容を起こすかを体験することを目的としている。学生は、カリキュラム立案における方略について説明できること、HUGを実践できるようになることがワークショップのプロダクトである。
 避難所運営ゲーム(HUG)とは、静岡県が開発した机上演習型のゲームである。参加者は、避難所を運営する立場の人間として、避難者の配置、支援物資の保管場所、情報掲示などを行う。
 ワークショップでは、午前11時に宮城県で震度7の地震が発生したという想定のもと、雨が降り気温が下がる中で、多くの避難者が避難所である学校に集まってきたという条件で、HUGを実施した。HUGの実施形態は、履修者9名を4名と5名の2チームに分け、2チームが同時進行だが別々にゲームを進行した。参加者は、それぞれの被災体験やこれまでの人生経験すべてを活用しながら、さまざまな条件を抱えた避難者や、つぎつぎと起きるイベントにいきいきと対応していた。
 ゲーム終了後に、2チームの避難所運営の相違について検討しあい、避難所運営で難しかったこと、HUGの応用的な使い方、学習の方略としての利点・欠点などについて議論して、ワークショップのまとめとした。

※避難所HUGの詳細は、下記の静岡県ホームページを御参照ください。
http://www.pref.shizuoka.jp/bousai/e-quakes/manabu/hinanjyo-hug/about.html

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