平成26年度リーディング大学院「グローバル安全学トップリーダー育成プログラム」認定式・オリエンテーション

2014年4月1日、平成26年度リーディング大学院「グローバル安全学トップリーダー育成プログラム」認定式・オリエンテーションが開催されました。

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リーディングプログラム推進機構長挨拶(全文)

 只今ご紹介頂きました花輪でございます。東北大学リーディングプログラム推進機構長として,2014年度の認定式の開催にあたり,一言ご挨拶申し上げます。

 東北大学リーディングプログラムである,「グローバル安全学トップリーダー育成プログラム」の第2期生となる33名,そして「マルチディメンジョン物質理工学リーダー養成プログラム」の第1期生となる25名の皆さんを,本日ここにプログラム院生として認定できることを,大変嬉しく思います。「俯瞰力と独創力を身につけた産学官で活躍できるグローバルリーダーを養成する」というリーディングプログラムに,果敢にチャレンジしようとする皆さんを,心より歓迎いたします。

 一昨年から始まった「グローバル安全学トップリーダー育成プログラム」では,この3月の1日(土)と2日(日)にシンポジウムが開催され,第1期生の皆さんのC-Lab研修の成果発表が行われました。第2期生として本日認定された皆さんの中にも,出席された方がおられると思います

 また,「マルチディメンジョン物質理工学リーダー養成プログラム」では,3月24日(月)にキックオフシンポジウムが開催され,本日認定される皆さんも参加されたと思います。

 このようなシンポジウムに参加することで,皆さんは,あらためて,所属する研究科・研究室の垣根を越えて一体となって学修することを通じて,リーダーを目指す自覚がいっそう促されたことと思います。

 これから始まる皆さんのリーディングプログラム院生としての生活は,所属する研究科での学修に加えて,リーディングプログラムの学修や研修もこなす必要があります。非常にハードな毎日になると思いますが,是非仲間とともに切磋琢磨し,主体的に学び合いながら,皆さん自身が思い描く将来のリーダーとしての“夢”を共有し,実現していただきたいと思います。

 リーディングプログラムは,本学が目指す「東北の復興・日本再生の先導」を実現するとともに,国際的に活躍できる指導的人材を輩出するための非常に重要な事業であります。大学全体としてもこのリーディングプログラムの目的を実現するために,皆さんを積極的に支援して参りたいと考えています。

 最後に,このリーディングプログラムにより,「博士」の学位を取得された皆さんが,将来,グローバルリーダーとして世界のあらゆる場面において活躍し,日本ひいては世界全体の課題解決と発展に貢献できる人材となることを願って,私の挨拶とさせていただきます。

2014年4月1日

東北大学リーディングプログラム推進機構長

教育・学生支援・教育国際交流担当理事

花 輪 公 雄

リーディング大学院生(グローバル安全学トップリーダー育成プログラム)代表挨拶 (全文)

 東日本大震災から早3年が経ちました。今年は例年よりも暖かく、東北の地においても、徐々に春の温もりを感じられるようになりました。この春、私たち東北大学東北大学リーディング大学院「グローバル安全学トップリーダー育成プログラム」の新入生として、気持ちも新たにこの認定式を迎えています。

 学部入学時にはまさか自分がこの場に立っているということは全く想像もしていませんでした。入学してからの二年間は、勉強にあ まり身が入らず、アルバイトや趣味を優先する典型的な劣等生であり、学部卒業後には就職しようとさえ思っていました。しかし、東日本大震災発生を機に自分の人生に対する考え方が大きく変わり、今この場を迎えています。この中にも少なからず、自分の人生の転機になった人も多いと思います。

 東日本大震災は日本の行く末を大きくかえた出来事だったと思います。日本の様々な問題が大きく浮き彫りになりました。発生から3年経った今、私たちは、起きてしまったことに対する応急処置を引き続き行なっていくことも重要ですが、この経験や知見をもとに新しい時代を作っていかねばならない立場にいます。

 そんな状況において、東北大学の推進する「グローバル安全学トップリーダー育成プログラム」はとても重要な役割を果たすと思います。東北の地は、今時代の最先端にあり、過疎化問題、高齢化問題、自然と都市との共存など、日本全体で今おこるであろう問題がほかのどの地域よりも早く東北に訪れています。私たちは、このプログラムを通して、ここ東北でたくさんの学びを得るチャンスをいただきました。

 この際に、一人一人がリーダーになるための自覚を持ち、どこよりも率先して困難な道を歩み、他の誰よりもどん欲にものごとを吸収し、自ら考え・行動し、あらゆるリスクに対応する力を持った、「安全・安心」を牽引していく人間になる努力をしなければなりません。この東北の地から新たな時代の第一歩を踏み出すことこそが、日本の未来を支え、真の「安全・安心」を構築することになると私は考えています。

 最後になりましたが、このプログラムを運営していただいている、先生方をはじめとするすべての方々のご尽力に深く感謝いたします。

平成26年4月1日 リーディング大学院新入生代表 中 安 祐 太